消滅可能性自治体、島根県の場合、2024年

 去る四月25日に、最新の「消滅可能性自治体」に関する調査結果です。

 言葉の定義や結果に関しては、以下をご覧ください。

 

消滅可能性自治体とは 人口戦略会議が分析

 地方自治体「持続可能性」分析レポートは、事務局補佐の「北海道総合研究調査会」の公式サイト上で公開されました。

 

 それによると、20~39歳の女性人口の若年女性人口が減少する限り、出生数は低下することから、若年女性人口の将来動向に着目して分析したものです。2014年に公表して注目された分析の第二弾にあたります。

 

 若年女性人口が2020年から2050年までの30年間で50%以上減少する自治体を「消滅可能性自治体」と定義しました。

 

 分析の結果、消滅可能性自治体は744自治体でした。2014年に分析した896自治体と比べると少し改善が見られました。

 

 そのほかの定義は以下の通りです。

 

自立持続可能性自治体とは

 移動仮定(移動傾向が一定程度続くと仮定した推計)、封鎖人口(人口移動がなく出生と死亡だけで人口が変化すると仮定した推計)ともに若年女性人口の減少率が20%未満の自治体は、「自立持続可能性自治体」として位置付けています。

 

ブラックホール型自治体とは

 移動仮定における若年女性人口の減少率が 50%未満である一方、封鎖人口における減少率が50%以上の自治体は、人口の増加分を他地域からの人口流入に依存しており、しかも当該地域の出生率が非常に低いことから「ブラックホール型自治体」と定義しました。

 

その他

 上記の分類にあたらない自治体です。ただし、ほとんどで若年女性人口が減少する見込みであるため、減少状況によって、必要な対策が異なることに留意する必要があるといいます。

 

 

島根県の自治体一覧

自治体 分類         2014年分析との比較

松江市 その他

浜田市 その他      消滅可能性自治体を脱却

出雲市 その他

益田市 その他      消滅可能性自治体を脱却

大田市 その他      消滅可能性自治体を脱却

安来市 その他      消滅可能性自治体を脱却

江津市 その他      消滅可能性自治体を脱却

雲南市 消滅可能性自治体 若年女性人口減少率が改善

奥出雲町 消滅可能性自治体 若年女性人口減少率が改善

飯南町 その他

川本町 その他      消滅可能性自治体を脱却

美郷町 その他      消滅可能性自治体を脱却

邑南町 その他      消滅可能性自治体を脱却

津和野町 消滅可能性自治体 若年女性人口減少率が改善

吉賀町 その他      消滅可能性自治体を脱却

海士町 その他      消滅可能性自治体を脱却

西ノ島町 その他      消滅可能性自治体を脱却

知夫村 その他      消滅可能性自治体を脱却

隠岐の島町 消滅可能性自治体 若年女性人口減少率が改善

 

以上ですが、さらに全国的にご興味があれが、以下のサイトにアクセスしてください。

 

https://smbiz.asahi.com/article/15244783