去る15日の母校の統合問題に関する説明会がありました。関東支部から、勝田副支部長が出席されて、その資料を入手しましたので、添付いたします。
1,「江津市の高校入学者数と中学卒業者数の推移」この資料によりますと、江津工業への入学者数が極端に少ないことです。江津市内の中学の卒業者が向かう高校は、浜田高校、石見智翠館高校、そして江津高校です。なぜ、このような状況になったのか、その原因を理解した上で、議論すべきです。また、江津市以外の中学卒業生にはたくさんの選択肢がありますが、江津工業の宿舎に入ってでも入学したいと唯一考えるためには、どうすればよいのでしょうか?
2. 「新聞記事の内容」は、かなり現地の状況を全体的にとらえています。中学卒業生のなかで、女子生徒への対応。江津の工業団地の人手不足。これらは、単に高校の統合だけではなく、江津市や島根県などの地方都市をどのように計画していくかという未来の総合プラン、ビジョン、を考えないと、解決できないのではないでしょうか?
3. 添付資料の「質疑応答」では、問題の詳細や解決方法が見えてきません。たぶん、県の教育委員会などに任せきりでは、母校は消えてなくなるかもしれません。
これは「応援歌」や「伝統を守る」という以上に深刻な問題を抱えていることを自覚すべきでしょう。
4. これは、このブログの筆者の感想です:
今、国は高度技術者を育てたいために、大学、専門学校に力を入れています。その中で「江津工業高校」の立ち位置は非常に弱いです。江津市内の中学生卒業生は、浜田高校や石見智翠館などを通じて大学を目指すでしょう。そして、大学を卒業して県外の大企業に就職してしまいます。このように浜田市も江津市も人口が減るのです、この先、地元の街や都市はどうなるのでしょうか。「後継者の育成」や「地元産業の創出」などは、誰も考えないのでしょうか?ただ、中央官庁の言いなりなり、地方助成金や』供託金を受け取るだけでよいのでしょうか?
さあ、みんなで考えましょう!!